カテゴリー
ゴルフ場 原発事故 東日本大震災 趣味 震災

放射性物質によって汚染されたゴルフ場

 下の写真を見て「ピーン!!」と来た方は相当なゴルフ通 ですね。

 かつて福島県双葉郡富岡町に存在した”リベラルヒルズゴルフクラブ”のホテルです。

 リベラルヒルズゴルフクラブは、常磐自動車道の広野インターから約18.5キロメートル、富岡インターチェンジから約6キロメートルの位置にある太平洋沿いにあるゴルフ場でした。

 加藤俊輔氏の設計による戦略性の高いコースとして知られ、2000年にはLPGA日本女子プロ選手権が開催されました。

 特に意図的に狭く、そして蛇行しているフェアウェイはティショットの難易度を大きく上げていました。

 こんなゴルフ場でしたが、2011年3月に発生した東日本大震災により発生した、福島第一原子力発電所の炉心溶融事故によって撒き散らかされた放射性物質の影響で汚染され、暫らく手を付けられずに放置された結果、およそ3年でフェアウエイが下の写真の様になってしまいました。(写真は2014年2月に撮影しました。)

冬に撮影した為、草葉が枯れていますが、夏場は草木が生い茂ります。

 ゴルフ場って、整備するコース管理の人達の仕事が如何に大切か判りますね。

 下の写真はまさしく「池」「ガードバンカー」「グリーン」の成れの果てです。(ひょっとしたら池では無く、ガードバンカーの半分に水が溜まっているだけかも・・・)